肘折をみつめて・・・
2009.10.13

ソファー左から 渡辺智史監督 赤坂憲雄氏 前列に座る肘折青年団の皆さん

作品上映
連続レクチャー「再生のスタンス」第4夜「映画〈湯の里ひじおり〉に見る、若者たちのいま」
東北芸術工科大学大学院長 赤坂憲雄氏と渡辺智史映画監督、肘折地区青年団によるトークが始まりました。
渡辺智史監督の山形県大蔵村にある肘折温泉を追ったドキュメンタリー映画《湯の里ひじおり−学校のある最後の一年−》を題材とし話が進められました。
過疎高齢化が進む肘折温泉での若者たちの生活や地域の繋がり、閉校となる学校を舞台に撮られたこの映画は、意外な事にあまり湿っぽさを持たない。
赤坂憲雄氏がこの映画を最初に見たときは落胆したという。その理由は肘折青年団の皆さんが主役となり閉校となる映像にどこか湿っぽさを求めていたからかもしれないと率直な意見から始まりました。
しかし、映画を見ていくうちに主役は青年団ではなく地域なのだという見え方に変り、希望さえ見出せる作品となったと思いの変化を隠すことなく話されました。
また、この映画を通し肘折青年団の皆さんは確かな変化があったという。それは、それぞれの理由で肘折に残り暮らしていく中での、希望のようなものであるのかもしれない。
皆で行う吹奏楽の練習日が週一から五に変るなど、ちょっとした事なのかもしれないが、その生き生きとした皆さんの声はとても弾んでいたように思える。
東北芸術工科大学副学長の宮島達男氏も会場にこられ、「アートや映画の力、言い換えれば人間の力といってもいいかもしれない。その力はやっぱり確かにあり、人を変えていく事ができる。」と発言されました。
皆その力を確かめるように肘折の皆さんを見つめていました。
Posted by 管理者 at 10:02 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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